脱炭素化とは? カーボンネガティブの取り組み
近年、耳にすることのある「脱炭素化」。脱炭素化とは、人間の活動によって出てしまう、二酸化炭素や一酸化二窒素、メタンの温室効果ガスを減らし、増やさない社会に変えていくことです。
脱炭素化には、「カーボンネガティブ」という取り組みがありますが、これは活動によって出る温室効果ガスの排出量よりも、吸着・除去する量のほうが多い状態のことを言います。温室効果ガスの排出量を、取り組みによって相殺してゼロにする「カーボンニュートラル」や、単に排出を抑える「低炭素」よりも一歩進んだ、大気中の温室効果ガスを実際に減らすことを目指すものです。
二酸化炭素の削減を目指す
モンテッカー組合に所属する34農園では、環境への負荷を抑えるだけでなく、二酸化炭素を減らすことを目指したコーヒー生産に取り組んでいます。土壌管理の改善や灌漑(かんがい)の効率化、資材使用の見直しにより、二酸化炭素の排出量は約5分の1にまで削減されました。さらに植生や土壌による吸収量を含めて算定した結果、第三者機関である環境NGOのImaflora社によって、「カーボンネガティブ」であることが科学的に立証されています。コーヒー生産を続けること自体が、大気中の二酸化炭素削減に貢献する栽培方法とも言えるのです。

森林の生態系を生かした循環
自然の中には、もともと炭素循環という、炭素が巡る仕組みがあります。カーボンネガティブの取り組みは、この自然の仕組みを上手に活かすことが土台になっています。
植物や動物は呼吸によって二酸化炭素を出しますが、同時に二酸化炭素を使って光合成をして育ち、その木の実や落ち葉は、動物や昆虫の食料になり、土の中の微生物の働きによって炭素に分解され、土壌に返ります。
この自然な流れを守り、土壌中に炭素をためることが、環境負荷の小さい農業やカーボンネガティブにつながっているのです。
ブラジルらしいボディにほんのり華やかさが残る味わいに仕上がっています。




