DRIP TRIP 今月の産地・ボリビア「Bolivia」|浅煎り – Medium Roast –
定期便でご愛用いただいているDRIP TRIPから月イチでも楽しんでいただけるプランをご用意しました!
こちらは1回ずつ自分のタイミングでオーダーしたい方にオススメです。
"DRIP ON THE WORLD TRIP" は世界中から届くコーヒーを飲みながら、
コーヒーを通じて世界各国を旅する気分で楽しもうという企画です。
当たり前すぎて意外と気付かないのですが、
コーヒー豆はコーヒーベルトと呼ばれる世界中の広い範囲で作られていて、その国をたどっていくと世界一周できるほどなのです。
コーヒーと一緒に旅している気分を味わっていただくために、
農園や豆についてのMOUNTCOFFEEオリジナルレポートをお付けしています。
産地という視点からコーヒーを分けてみると
今までとはまた少し違う楽しい世界が広がります。
初めてグアテマラの農園視察から帰ってきたとき、それまで見ていたコーヒーの世界のその奥に、
まだ知らない広大な世界が広がっていることを知りました。
コーヒーを通して世界中の生産者や文化とつながる楽しさを多くの人と共有したい。
定期便「DRIP TRIP」はそんな思いで始まりました。
今月は、「ボリビア」!
国 名:ボリビア ラ・パス県、カラナビ地区
農 園:アグリカフェ社のソル・デ・ラ・マニャーナプルグラムに参加している周辺農家さん
焙煎度:浅煎り(Medium Roast)
精 製:アナエロビック ウォッシュ
標 高:1,550m
乾 燥:天日乾燥、シェードグロウン
今月から南米に入りました!南米ひとつめは、ボリビアです!
ボリビア カラナビ地区に住む、生産者のロドリゲス一家は、アグリカフェの創業者でもある父ペドロ氏と、その娘のダニエラ氏、息子のペドロ・パブロ氏の2世代でコーヒー生産に取り組んでいます。父のペドロ氏は35年にわたりコーヒー生産に関わってきました。
近年のボリビアのコーヒー産業は、正しい生産方法の知識を持たない生産者や、コーヒーよりも簡単に現金収入となるコカの葉の生産との競合などにより、あまり豊かなものではありませんでした。もともとペドロ氏は汎用品レベルのコーヒーを扱っていましたが、そうしたボリビアのコーヒー生産を自身で復興させようと、2012年にカラナビ地区に最初となる自社農園を立ち上げました。コスタリカからコーヒー生産のコンサルタントを招き、現在ではラパス県のカラナビ地区に8農園、さらに以前はワインの産地としてしられていたサンタクルス県のサマイパタ地区に4農園を経営しています。
ロドリゲス氏は自社農園での成功を周辺地域の小規模周辺地区の小規模生産者にも伝えるべく、2014年にアグリカフェの取り組みとして「ソル・デ・ラ・マニャーナ(「朝の太陽」という意味)」という社会貢献プログラムを立ち上げました。コーヒーの生産者に対し7年間かけて、苗床から植え付け、収穫、害虫駆除、剪定、そして財務管理にいたるまでの、コーヒー農園の全てを学べるプログラムを提供しています。以前は1ヘクタールあたり2~4袋だったものが20袋以上まで生産性が上がるなど、参加農園の生産性を大幅に向上させると同時にカップの品質も向上させることができました。このコーヒーもプログラムで取り組まれているプロセスのひとつで、果肉除去したチェリーを密閉したタンクの中で気温とPHをコントロールしながら24時間以上発酵させたもので、クリーンで長く続く甘さの余韻が特徴のコーヒーに仕上がっています。
今回は浅煎りにしてご用意しました!柑橘類やリンゴのような甘みと酸味を感じ、温度が下がるにつれて甘さが増していく気がします。変化も楽しみながらゆっくりと、特典の音声解説「DRIP TRIP通信」、オリジナルレポートとともにお楽しみください!
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